電子カード利用に際しての注意点がかかれています。とてもためになりますのでご紹介します。
特にクレジットカード一体型の電子マネーは注意が必要のようです。
電子マネーがQUICPayのように後払いの場合はいいですが、Suica、PASMO、nanaco、WAONなど先払いの場合は、クレジットカードを更新してもカードの中に記憶されている電子マネー情報は基本的に引き継がれませんから、新しいクレジットカードが来たときは古いカードを切り刻んで捨てる前に、電子マネーをすべてを使い切る必要があります。
もしかしたら電子マネーによっては新しいカードへ入れ替え処理をしてもらえる物もあるのかもしれませんので、チャージができるお店でおたずねしてみては如何でしょうか?
電子マネー一体型があまり多くはないし、出てきて日が浅いのでクレジットカード更新時期がそれほど多くないのでしょうか?結構ユーザーにとってはうっとうしい問題ですね。
賢く 電子マネー 残高ご注意
出典:中日新聞 CHUNICHI Web 2007年6月12日
現金の代わりに買い物や交通機関で使える電子マネーが急速に広がってきた。カードや携帯電話を読み取り機にかざすだけで支払いが済み、便利だ。ただ、しっかり使いこなすには、注意点もある。 (鈴木久美子)
東京・大手町のオフィスビルにあるドラッグストア。五十代の男性会社員は、五千円の漢方薬と雑貨約千円分を購入した。支払いに取り出したのは電子マネー付き携帯電話だ。レジ横にある読み取り端末機に携帯電話をかざし「チャリーン」と音をさせて終了した。
「小銭がいらないからいい。百円のガムでもこれで払う」と話す。
約四千円の化粧品を買った女性会社員(31)も、同様に携帯電話をかざして支払った。「今日はまとめて買い物するので一万円をチャージ(入金)してきたが、ふだんは落とすと怖いので、たくさんはチャージしない」
電子マネーは主に事前入金したカードや携帯電話で決済できる。小銭の出し入れや現金持ち歩きの必要がなく便利だ。ビットワレット社の「Edy(エディ)」やJR東日本の「Suica(スイカ)」などに加え、今年四月には私鉄・バス系の「PASMO(パスモ)」や、セブン&アイ・ホールディングスの「nanaco(ナナコ)」、イオンの「WAON(ワオン)」も利用が始まり、予定も含め発行枚数は六千八百万枚以上(三月末時点)。利用できる店も一気に増えた。
今年四月、市場調査会社マクロミルが、関東地域の十五−五十九歳の千三十人に実施した調査では、電子マネーを利用している割合は男性58%、女性44%。利用最多年齢層の三十代男性では66%、二十代女性では54%と半数を超えた。利用理由は「支払いがスムーズ」が約七割を占めた。一カ月の平均利用金額は三千−七千円だった。
「便利になる半面、落とさないよう注意し、盗まれたり紛失した場合の連絡先を手元に控えて管理に注意してほしい」と日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会の唯根妙子・消費者相談室長は勧める。
使用の際も注意点がある。
紛失時の残高の取り扱いは、種類によって異なる。名前や性別など個人情報を申告して購入した電子マネーは、紛失を各社の担当窓口に連絡すると、各社が使用停止の手続きを行う。手続き完了時点の残高は、再発行する電子マネーに引き継がれる。ただ、再発行には手数料が必要になる。一方、エディや無記名タイプのスイカ、パスモなどは残高は補償されない。
クレジットカードと一体型の電子マネーの場合、クレジットカードの更新時に注意が必要。期限切れで更新したカードに電子マネーの残高は引き継がれない種類がある。エディやスイカは引き継がれず、クレジットカードの有効期限が切れた後のカードは、電子マネーのみの利用となる。
残高の払い戻しは、パスモは入金当日に入金した駅でのみ可能。スイカは解約が原則となる。ケースによっては二百十円の手数料がかかることも。ナナコとワオンは払い戻しはできない。「基本的に使い切っていただきたい」(JR東日本など)
残高が一定額に減ると自動的に入金される機能もある。「無意識にたくさん使ってしまわないとも限らない。残高がいくらか、気にとめたい」と唯根さんは指摘する。
消費生活評論家の岩田昭男さんも「チャージする金額を一定に決めておくなど、“財布”のひもをしっかりしめて計画的に利用しよう」と話す。